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単なる幼馴染みじゃなかったんだ!!

第2章 夏の旅行

とりあえず帰って風呂に入った。
疲れたんで少し昼寝。

2時間後

ヤベぇ寝過ぎた。

雅:母「やっぱり女の子っていいわよねぇ。」
亮太:母「美夏ちゃん、よく似合ってるわよ。」
美夏「恥ずかしいです。」
健:母「美夏ちゃんの結婚式は、やっぱり白無垢が似合うんじゃない?」
美夏:母「あら、美夏のお姑さん発言(笑)?」
雅:母「私、立候補するわ!!」
亮太:母「私もよ!!」
健:母「私も頑張るわ!!」


雅「なにやってんだよ?」
雅:母「なにって・・・美夏ちゃんの将来のお姑さんに立候補するって言ってたのよ!!」
雅「はぁ?」
雅:母「はぁ?じゃないわよ!!母さんは真剣よ!!」
亮太「将来なんてわからないだろ?」
亮太:母「美夏ちゃんのこの姿を見ても、そんな事言えるの?」

美夏の浴衣姿に言葉が出て来ない。
アンティークなデザインの大ぶりの華が印象的な浴衣で、落ち着いた赤が美夏に色っぽさを与えてる。帯は少し遊び心を入れたレースも使われていて・・・髪は、ふんわりとまとめられていて・・・。

雅:母「美夏ちゃん、みんな見とれてるわよ(笑)」
春:母「美夏ちゃん春のお嫁さんになる?」
亮太:母「さっきは、なにも言わなかったじゃない?」
春:母「すごい勢いだったから、出遅れただけよ(笑)」
春「母さん俺は、美夏の事は小さい時からただの幼馴染みの女の子なんて思ってないよ。」
美夏「春くん・・・。」
春「俺だけじゃないよ(笑)俺達みんなだよ。」

美夏の顔が赤くなる。
これで、俺達の関係は“ただの幼馴染み”じゃなくて“恋愛感情がある幼馴染み”って事か?

とりあえず祭りに行く事になったんだけど・・・。
俺達は、そういう気持ちをだだ漏れにさせていいものか格闘しながら美夏に接した。
春「美夏、りんご飴食べる?」
美夏「小さいのなら、食べる。」
春「ちょっと待ってて。」
春は、自然に美夏をエスコートして人ごみを避け、少し座れそうなところを探してから買いに行った。
春「美夏、お待たせ(笑)」
財布を出そうとした美夏の手を抑えて
春「これは俺が美夏に食べてもらいたかったから(笑)」
美夏「あ、ありがとう。」
亮太「美夏!!このかき氷ふわふわなんだって(笑)」
美夏「あっテレビで見た事ある(笑)」

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