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初カノはエロうさ

第3章 変態彼女にお仕置きを

そろそろ混み始める時間。

誰か来るかもしれない店内。

両手で口を押さえ必死に声を抑えるうさこの姿に、俺の方が抑えられなくなりそうだ。


「うさ、コーフンする?」

「んぁ…っ、コーフン…す、る……んっ」

「俺も。うさこがコーフンすると堪んなくなる。うさこが望むこと、してあげたくなる。だから……このまま…ここに、挿れちゃおうか……?」

こんな所で出来るわけないのに、

「は、はいっ‼︎ 下さいっ‼︎ 」

叫ぶうさこに笑えてくる。


「こっち空いてるー」

「今日はまだ空いてるな」

ガヤガヤと賑やかな、男子高生の集団が近くの席へと来た。

「残念。またお預けだね」

大きく身体を揺らしたうさこの中から指を引き抜けば、

「つ、つつ…つーくんが捻くれた理由は、お忙しいお母さんへの寂しさのせいですか⁉︎ 」

半泣き顔で、慌ててスカートを直すうさこ。

「うーん?子供心に寂しいとは思ったかな。でも今は、うさこが隣にいてくれるから寂しくない」

赤面するうさこを抱き寄せて、

「そろそろ行こうか」

声を掛ければ、うさこはコクっと頷き抱き着いた。


純真なのか、変態なのか…そんなうさこに振り回される。

互いの興奮が冷めないうちに、自宅に入り、そのまま真っ直ぐバスルームへと連れ込む。

恥ずかしいと抵抗するのは純真なうさこ。
全ての着衣を脱ぎ捨てた俺に瞳の色を変えたのは変態なうさこ。

「しゃ、写メ!写メ撮らせて!」

携帯を手に、目をギラギラと輝かせるうさこはやっぱり変な女だ。


「うさこも全部脱ぐならいいよ」

「さ、先に入ってて下さい。全部脱いでから入ります」

携帯をチェストの上に置いて、うさこはブラウスのボタンに手を掛ける。

「ん。待ってるね」

先にバスルームへ入れば、
カシャッ…
シャワーの水音に混じって微かに聞こえたシャッター音。

─────変態うさこ。


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