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初カノはエロうさ

第3章 変態彼女にお仕置きを

身体に巻かれた俺のシャツを抱き締めて、ドキッとする程 幸せそうな笑みを浮かべるうさこ。

だけど、

「うさ。下着なしは ”お仕置き” なんだから、何でもない時にしたらダメだよ」

うさこの腰を抱き寄せて、その耳へと唇を寄せる。

釘さしとかないと、うさこはまたやりそうだからな。


「”お仕置き” ……なら、私を放って女子高生と戯れていたつーくんも ”お仕置き” にノーパンに…」

「ならないよ」

「あ、痛っ!」

強く引寄せたうさこのお尻をギュッとキツく摘めば、うさこは睨むように俺を見上げる。

(……っ……)

何なんだよ、その顔!ウサギのくせに、男に挑もうとするなよ。

なんかドキドキして、身体が熱くなる。

うさこがその気なら、

「俺の断りもなく勝手な事してきた ”お仕置き” に、今日のデートはこのまますること」

強気にそう言ったのに…

男共の視線がみんなうさこに向いてる気がする!

うさこのスカートの裾を必死に引っ張るけど、うさこは小さくて俺がデカイから歩きにくい。

いつものんびりなうさこの歩調より、今日はもっとゆっくり歩いてスカートが捲れないように気にしてるのに、うさこは嬉しそうにピョンピョン飛び跳ねて見せる。

─────もうこれ、完全に俺への ”お仕置き” だろ。


「どこに連れてってくれるの?」

うさこはこんな状況でも楽しそうだ。

というか、こんな状況を楽しむために下着着けてこなかったんだよな。本当に変わってる。

正直、これ以上うさこの今の姿を他の男の目に晒したくない。だけど、そんなワガママ言ったらうさこは楽しめないよな。


「俺、デートってしたことなくて……うさこはどこか行きたいところある?」

セフレとはデートなんてしないから、今日が ”人生初” のデート。

まさかその相手が下着なしで来るとは思わなかったけど(笑)



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