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初カノはエロうさ

第3章 変態彼女にお仕置きを

(外では見るなって言ってあったのに‼︎ )

うさこコレクション。
主演は俺のヤバイ動画ばっか。

慌ててうさこに声を掛けようとすれば、

「つー…く、ん……」

うさこの口から、吐息と共に俺の名前が零れ落ちる。


─────ドキ…

ヤバイ。心臓うるさくなってきた。

俺が1人で盛り上がってるうちに、

(……っ⁉︎ )

携帯をガン見したまま、うさこの手が求めるように足の間へと滑り込む。

───…それはヤバイだろ!

「うさ!」

慌ててうさこの手を引いて立たせ、その小さな身体を堪能するべく腕の中へとすっぽりと抱き締めた。


「ちっさい」

そんだけで、なんか癒される。パワフルで変態なうさこは、癒し系には遠いのにな。

「つーくん」

「ん?」

ギューっとキツく抱き着いたうさこを、俺もまたキツく抱き締め返していた。


薄手のブラウスから、うさこの体温が伝わってくる。

白いブラウスに、フワフワの短いスカート。身体の小さいうさこが着ると……ウサギみたいで可愛い。

ちょっと背伸びな、大人っぽいこの服装は、このデートのためにうさこが悩んでくれたのかと思うと嬉しくて、ギューッと更にキツく抱き締めた。

モゾモゾと俺の腕の中で動いたうさこが顔を上げる。キツく抱き締め過ぎていたのか、少し顔が赤い。

慌てて腕の力を緩めた俺の耳に、

「デートって初めてでよくわからなくて……ノーブラノーパンで大丈夫でしたか⁉︎ 」

衝撃の、告白が届いた。


─────…は?

なんて……?

ノー…ブラ?

ノー……っ⁉︎

(マジかよ⁉︎ )

ガバッと慌ててその身体を引き剥がす。


「え?え?ダメ?でしたか?」

泣き顔に歪んでいくうさこの顔。

「ダメに決まってるだろ」

薄着なうさこの身体に、俺は腰に巻いていたチェックシャツを巻き付けた。

うさこにとってはワンピースのようになるチェックシャツ。その隙間からうさこの胸元を覗き込めば……透けてない。セーフ!

ていうか、ホントにもう何考えてんだよ!


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