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好きでもいいですか?

第1章 運命?

「ねぇ、病院今度はいつ行くの?」

そう言った明里の表情はいつもより暗かった

「来月の14日だから学校を早退だね」

「そっかぁ、私もついて行きたかったけど平日じゃ無理だね」

「ありがとう、今度は休日にいてもらうね」


私は心臓があまり良くない
でも、寿命がどうのこうのってわけじゃないけど薬を飲まないで体育とか激しい運動をしたら倒れちゃう
小さい頃一度だけ倒れたことがあるその時傍にいたのが明里だった明里は大人の人を必死に混乱した頭で呼んできてくれて私は奇跡的に一命をとりとめた
私の心臓のことを知っているのは学校では明里と校長先生だけ他の先生に知られたら厄介だから無理を言って黙ってもらってるたとえ担任でもね

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