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「先生、食べちゃっても良い?」

第7章 体育倉庫

でも、無理なんていってる場合じゃなくなってきている。




キョウ君も三年で、今年は大事な年。





大学受験も控えているし、もし今私達の関係がばれてしまったら、キョウ君の未来を奪ってしまう事になる。







そのことを、キョウ君も分かっているのか……分かっていないのか……。









翌日、キョウ君から拉致されると、不安だった気持ちは見事に倍増した。









誰もいない体育倉庫。








校舎から離れているのに、何でここに!!?……って、今日は朝から入学式の準備で。
高校は午前中まで。







高校が終わって隣の体育館で準備をしていた私は、誰かの「体育倉庫からマイクとって来て」という言葉にまんまと引っかかってしまった。







あの声……もしかしなくても……








「…先生、口開けて。…咥えて?」







多分キョウ君だった……。





体育倉庫に入った後に後ろから抱きしめられてやっと気づいた。








はじめからヤル気満々で、驚く私をまたまんまと言いくるめて、既にこの状況。







素直に言う事を聞く私も私だ。








「…ん。上手。じゃ、そのまま咥えて奥まで吸って」








体操マットの上に立っているキョウ君の前に両膝をついた状態で頭を撫でられると、胸がキュンとして。



もっと褒められたいと思ってしまう。







言われた通り、咥えた肉棒を奥まで深く繰り返し吸えば、チラッとキョウ君の顔を見て……






「上手にしたら後でご褒美あげるからね、先生」








欲しかった言葉を聞いて、更に口や舌、首と頭を動かした。

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