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twin★love

第20章 20★すれ違い

「なんでわかんだよ…!」

晴は呆れ笑いをしながらいう。

「そりゃあわかるよ。蓮がこんなに早く起きるなんてそれかバスケのことでしょ。」

晴には何でもお見通しだ。

「…うるせえ…」

「事情は詳しく聞かないけど、ちゃんと謝って仲直りしなよ!」

晴に言われなくてもそうするつもりだ。

…だったはずなのに。

待ち合わせ時間になっても出てこない萌。

「遅いね、ピンポンしてみようか?」

晴が萌の家のピンポンをおそうとした瞬間、玄関の扉があきエプロンをつけた亜貴がでてきた。

「あっ!二人とも!おはよう!」

「おはようございます!」

二人の声が重なる。

「ごめんごめん!今知らせようと思って出てきたんだ。実は昨日の夜から萌、熱が出ちゃって。上がってきてるから今日は休ませるね。」

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