
私の彼は****が好き
第10章 イジワルな先輩に…………
*
「えーり?今日元気ないよね?」
日が暮れて夜。
夕食のお皿を洗っていると、背後からタケルが抱きついてきて。
「……っ、そ、そんなことないよ!?」
矢野先輩とのことを言い出せなかった。
隠すつもりじゃないのに、なんて説明していいのか分からんない。
「そー?……好物のハンバーグ残したからお腹痛いのかと思った。……生理?」
「ち、ちがうよ」
「いっぱい食べないとおっぱい育たないよ?」
タケルは背後からあたしのおっぱいを揉みまくる。
いつものことだ。
ここであたしがやめてー!とかあっち行ってて!とか言うのがお約束……
でも、今夜はその元気もない……。
