テキストサイズ

私の彼は****が好き

第9章 誰にも渡さない……っ

これまずいよね!?
……わー、どーしよ……っ!?
と、止めなきゃ……!?


でも、出てくタイミングが……っ!


隙間からそっと室内を覗くと……


なんとこのトイレの真ん前でふたりは睨みあってる!


きゃぁー!?ケンカやめてっ!?


このままじゃふたりがケンカになっちゃうと思って、ひとりで焦りまくった。


……よし!ここは第三者のあたしが冷静に話をまとめないと……!


でも、覚悟を決めてトイレから出ようとドアに手をかけたものの、室内が静かになったことに気づく。


「……?」


ふたりの声が止んだ……?


あたしはまたそぉーっとドアの隙間から部屋を覗いた。


すると…………。


「……っ!?」


さっきまで声を荒らげてたはずの勇人くんが、亜也ちんの頭を両手で掴んで、思いきりキスしてる。


「……っ……んっ……!」


角度を変えて、何度も舌を滑り込ませて……。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ