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言葉で聞かせて

第9章 鳴き声、泣き声

仕方ねえな
そろそろ終わるか

と言ってもイって緩んでるし、あんますぐにイける気しねぇ


大きな水音と共に俺が動くと千秋は


「は、ぁぁあ……は、は、はぁ……」


と、疲れ果てたような喘ぎ声をあげる


俺は苦笑して、千秋に覆いかぶさるように顔を近づけた
優しく額にキスを落としてから


「疲れたよな?今日はもうやめっか」


汗で顔に張り付いた髪を避けてやりながら聞くと


「でも、あつしさ……っまだ、イってない……」


まだ整わない息でそんな健気なことを言われた


「俺のことは気にしなくていいよ、別に」


まぁ正直千秋の卑猥な光景見んのがいいんであって、抜くの自体は客の女で最悪事足りるしなぁ


そんな最低なこと考えて「な?」と俺が千秋のナカから出て行こうとすると、千秋が俺の腰に足を回して離れられないようにした


「千秋?」
「ん……だめ。まだ抜いちゃ……」


そう言って千秋は俺にキスしてくる

疲れていてもキスの上手さは健在で、再び欲情の火が灯り始めた


「ん、おい……やめろって」
「は、はふ……ん、むちゅ、ん……む」


あんまり煽られるとまたヤりたくなっちまう

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