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恋と一緒に想うまで…

第11章 悪女の望み

すると彼女は俺の上着を脱がした。

雅紀「やめ…て…!」

奈々美「そんなこと言って…初めてだから緊張してるんでしょ?」

すると彼女は俺の手を取り、

奈々美「ほら、やってみて?」

自分の胸に押し当ててきた。

雅紀「やだ…!」

俺は手を振り払った。

すると彼女は指で首筋を撫でる。

雅紀「はぁ…っ…あぁっ…やだ…やめてよ…!こんなことしたって俺の気持ちは変わらないよ…!」

奈々美「そんなことやってみないと分からないでしょ?終わった後に変わるかもしれないから。」

もう…ダメなの…

もう視界が見えない…

相手が女の子だから抵抗出来ないの…?

こんな弱い人間なんだ…

和…ごめん…

俺は目を閉じて気を失った…

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