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齧りかけの林檎

第6章 ● 君の名前 ♂side




好きで待っていただけだ。





「ゆりさん待ちながら

 今日の宿題終わらせちゃったから大丈夫!

 むしろ遅れてきてくれてありがたかったかも」



本当は宿題なんて終わってないけれど。



君のことばかりを考えて、何も手につかなかったんだよ。








そうなんだー、よかったーと無邪気に笑う君と歩いていると

オススメだというお店に着いた。



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