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隣の家の子犬さん

第5章 変わる想い…

和也「出た方がいいんじゃない?」

雅紀「でも…」

携帯の着信が鳴り響く…

和也「仕事のやつかもしれないよ?」

雅紀「そうだね…」

俺は携帯を出して確かめようとすると、

雅紀「んっ…」

二宮君の唇が重なった。

一旦離すとニコッと笑いまた唇を重ねる。

雅紀「ん…っ…にの…みや…く…」

俺は電話に出ることが出来ずに二宮君とのキスを堪能していた…

そしてやっと携帯を見て確認する。

雅紀「あっ、智さんからだった。」

和也「誰?」

雅紀「会社の先輩だよ。」

俺は電話をかけ直す。

智「あっ、もしもし、相葉ちゃん?明日仕事午前までになったから連絡しようと思って。」

雅紀「あっ、ありがとう。わざわざ電話で。」

電話の向こうには翔の声が聞こえる。

雅紀「幸せそうだね…?」

智「ん?どうしたの?」

雅紀「ううん。じゃあまたね?」

俺は電話を切った。

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