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隣の家の子犬さん

第13章 秘密と誓い

すると雅紀のお母さんが来た。

父「聞いてたのか?」

母「まあね。彼が言ってるんだから雅紀を彼に任せましょう?結婚しなくてもこちらにあまり害は出ないわよ。」

父「確かにな。二宮さん。」

和也「はい…」

父「息子を、雅紀をよろしくお願いします。」

和也「お父さん…はい。こちらこそ…雅紀は俺が幸せにします。」

母「雅紀が下で待ってるわよ。」

和也「ありがとうございます。それでは失礼します。」

俺は部屋を出て下に戻る。

雅紀「あっ、和!」

下には雅紀が待っていた。

和也「雅紀。」

雅紀「大丈夫?何か言われた?」

和也「大丈夫。雅紀の結婚はなくなったよ。」

雅紀「本当に…?」

和也「うん。これからずっと一緒にいられるよ。」

すると雅紀は勢いよく俺に抱きついた。

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