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隣の家の子犬さん

第9章 守りたい…

雅紀sid

俺は二宮君の家に向かう。

雅紀「あれ…?」

扉が少し開いてる…

俺は静かに開けて中に入った。

見ると、

和也「やめ…て…やだ…!」

雅紀「…‼︎」

誰かがいる…

二宮君は声を出して叫んでるし…

警察を呼んだ方が…

俺は携帯で警察を呼んだ。

そして再び二宮君の家の中に入る。

静かに近づき泥棒らしき人を蹴飛ばした。

するとちょうど警察の人が来て連れて行った。

二宮君は泣いている…

俺はギュッと強く抱きしめた。

話を聞くとずっと二宮君をストーカーしていた人みたい…

和也「ありがとう…雅紀…雅紀が助けてくれなかったら…」

俺は頭を撫でて、

雅紀「言ったでしょ?和は俺が守るからって。だからいつでも助けを呼んでね?」

和也「う…ん…」

二宮君の目からは静かに涙が流れた。

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