
A heart and wound
第6章 揺らぎ
潤Side
和「…とりあえず、俺戻るね。」
バタンっと、扉が閉まった。
扉が閉まる前、かずと目があった。
…聞きたかったんだけど。
翔さんのこと。
…かずとリーダーの間の空気がいつもと違ったから、大野さん絡みなのかな…⁇
こないだのことも…あるし。
今日は、ずっと楽屋の空気が重い。
リーダーは、何考えてるのかわからないけど、挑発するようなこと言うし。
相葉さんは…なんだか考え込んでる感じでピリピリしてる。
誰1人として、一言も発することなく、帰る支度をしている。
俺が演出のこととかで、1人でイライラしてることはよくあるけど…こんな空気になったのは初めてだ。
ふいに相葉さんが荷物持ち、立ち上がった。
そしてリーダーに近付き何かを囁いた。
顔を見合わせると、リーダーは、笑顔のまま相葉さんを見つめた。
相葉さんは、舌打ちすると、軽くリーダーを睨んで、楽屋から出て行った。
…また続く沈黙。
それを破ったのはリーダーだった。
智「松潤はまだ帰らないの⁇
…こないだあんなことしたのに、危機感ないんだねぇ。
あ、それとも期待してた⁇」
潤「…リーダー。
俺、全部じゃなくても、それなりにリーダーのこと知ってるつもりだよ?
だから…なんでこんなことしてるのか全然わからない。読めないよ。
相葉さんと翔さんのことも俺たちのことも引っ掻き回して、何をするつもりなの?」
智「…何するつもりってなに?
何するもないよ。
俺はただ…我慢することをやめただけ。自分を言い聞かせるのをやめただけだよ。
だって…翔ちゃんを手に入れたいから。
松潤だってそうじゃないの?
ずっと好きだったんでしょ?
…相葉ちゃんと付き合い始めた時、悔しいって思わなかったの?
特に、仲よかったじゃん。2人はさ。
なんで、俺じゃないの?って思わなかった?」
和「…とりあえず、俺戻るね。」
バタンっと、扉が閉まった。
扉が閉まる前、かずと目があった。
…聞きたかったんだけど。
翔さんのこと。
…かずとリーダーの間の空気がいつもと違ったから、大野さん絡みなのかな…⁇
こないだのことも…あるし。
今日は、ずっと楽屋の空気が重い。
リーダーは、何考えてるのかわからないけど、挑発するようなこと言うし。
相葉さんは…なんだか考え込んでる感じでピリピリしてる。
誰1人として、一言も発することなく、帰る支度をしている。
俺が演出のこととかで、1人でイライラしてることはよくあるけど…こんな空気になったのは初めてだ。
ふいに相葉さんが荷物持ち、立ち上がった。
そしてリーダーに近付き何かを囁いた。
顔を見合わせると、リーダーは、笑顔のまま相葉さんを見つめた。
相葉さんは、舌打ちすると、軽くリーダーを睨んで、楽屋から出て行った。
…また続く沈黙。
それを破ったのはリーダーだった。
智「松潤はまだ帰らないの⁇
…こないだあんなことしたのに、危機感ないんだねぇ。
あ、それとも期待してた⁇」
潤「…リーダー。
俺、全部じゃなくても、それなりにリーダーのこと知ってるつもりだよ?
だから…なんでこんなことしてるのか全然わからない。読めないよ。
相葉さんと翔さんのことも俺たちのことも引っ掻き回して、何をするつもりなの?」
智「…何するつもりってなに?
何するもないよ。
俺はただ…我慢することをやめただけ。自分を言い聞かせるのをやめただけだよ。
だって…翔ちゃんを手に入れたいから。
松潤だってそうじゃないの?
ずっと好きだったんでしょ?
…相葉ちゃんと付き合い始めた時、悔しいって思わなかったの?
特に、仲よかったじゃん。2人はさ。
なんで、俺じゃないの?って思わなかった?」
