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A heart and wound

第6章 揺らぎ

翔「あ、ち、違くて、変な意味じゃなくて!!」

和「…もー翔ちゃん!

そんなこと、誰にでも言ってると誤解されちゃうよ?

ほら、もう寝よ?」

翔「う、うん…」

…変に、思ったかな?

誤魔化せたの?

でも、それはそれでなんか…

なんか?なんか、なんだ?

和「俺、ソファ借りてもいい?」

翔「…え、ベッド、広いし一緒に寝れるよ?」

和「えーいいよ。ソファ借りる。」

じゃなくて…

翔「…一緒に、寝て欲しいんだけど。だ、だめ?」

和「…あー…そっか。

まだ、ちょっとしんどい?
…うん、いいよ。じゃあ、寝ようか?」

少し、困ったような顔をした気がしたけど、すぐ笑顔に戻って、結局にのは、一緒に寝てくれて。

なんだか安心して、ぐっすりと眠ることができた。

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