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住み込みの性奴隷様

第1章 さよなら処女

けど…開かれた扉の奥は真っ暗。


入ったら自動的に光がつくとか?そうゆうシステムなの?
まあ、入ってみようじゃないの。

はっきり言って私は生まれてこのかた幽霊というものを信じないタチでして。
お化け屋敷に行くものなら、女の子達から「男子よりかのんの方が頼りがいあるもん!」と言われ続けたあまりにも可愛くない女子なのよ。

暗い中、荷物片手に一歩踏み出す…

完璧に建物の中へ入ったと思われたその瞬間。


キイィィーーーッッ


バタン



「……は?」


いやいやいや。閉まっちゃダメっしょ。
全く怖くはないけど、閉じ込められるとかはナシでしょ。
闇の中で1人ため息をつく。

もう…前途多難かもしれない、お母さん、お父さん。

どうしよう…この状況。
ドアを押してもびくともしませんし。


諦め掛けたその時。

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