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セクシー女優に捕まった孟くん!?

第4章 寸前!?


防波堤で濃厚なキスをしたあと駐車場に戻り、国道を走ること数十分で洒落たイタリアンレストランに着く。

二人は、海が見える窓際の席に座る。

席に付きウェートレスに注文する。

ナギサ嬢は、地中海風ペスカトーレを、
孟は、バジリコ風味ボンゴレロッソを、
あとパエリアも注文していた。

二人は、海岸線から先の海を見ながら食事をする。
食後のエスプレッソコーヒーを飲んで、駐車場に向かう。


背後から誰かを呼ぶ声がする。

「麗子っ、」


ナギサ嬢は、振り向くと背の高い紳士が立っていた。

「やっぱり、麗子だ、元気してた?」


ナギサ嬢は、何も言わない、横にいた婦人を眺めて、振り向いて駐車場に向かった。孟は、ナギサ嬢のあとにつづく。


「あの人に挨拶しないでいいんですか?、ナギサさん、」


「別に、知り合いでも何でもないから、人違いでしょう。」


孟は、マンションに届くダイレクトメールなどでナギサ嬢の本名を知っている。『若林麗子』(わかばやしれいこ)


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