
セクシー女優に捕まった孟くん!?
第4章 寸前!?
それから、高速道路に入り南に下って途中から下りて国道に出る。
さすが、フェラーリを運転していただけに外車の扱いが上手いと孟は感心していた。
イエローのシボレースティングレィが良く似合うナギサ嬢であった。
国道を走ること数時間で茅ヶ崎の海岸線に出た。
海水浴場の駐車場に停めて、二人はもう誰も居ない海岸の砂浜を歩いていた。
「前はよく来たなぁー、」
ナギサ嬢は、懐かしそうにそう言った。
「誰と来たんですか?」
「な~いしょ、今は孟くんと来てる、」
ナギサ嬢は、孟の頬っぺに軽くキスをする。
孟は、照れくさそうにナギサ嬢の手を繋ぎ砂浜を歩く。
遠目から二人を見たら、恋人同士のカップルに見えていただろう。
爽やかに吹いてくる潮風、波の音がさらに恋人同士の気分にさせてくれる。
手を繋いだ二人は、笑いながら砂浜を駆けていた。
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