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孟は、玄関を通ってリビングに案内される。

間仕切りの無い広いリビング、全面ガラス張りで夜景が綺麗であった。

孟は、高級そうなソファーに座る。

ナギサ嬢は、奥のキッチンから、氷とグラスを持って来てローテーブルに置く。
壁の棚にずらりと並べてあるウイスキーやブランデーのアルコール類が綺麗に整理されていた。

その中の、「ロマネ・コンティ」を持って来てグラスに注ぐ。


「あの～ボク、あまりお酒強くないんで、水割りでお願いします。」


「あはは、ロマネ・コンティを水割りにする人初めて！」(笑)


そう言いながらも、ナギサ嬢は孟の為に水割りにして薦める。


「今日の出会いを祝って、乾杯、」


「はい、出会いに、カンパイ」


二人は、軽くグラスを当てて乾杯をした。
孟は、一口飲んで、


「うわぁ、アルコール度数強い！」

孟は、ゆっくりと氷が溶けるまでグラスを持ちながら、ロマネ・コンティをいただく。
ナギサ嬢は、平然とグラスを空けて二杯目のロマネ・コンティを飲んでいた。


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