
双子姉妹・恋と愛
第2章 相対性結論
「お姉ちゃん、ボク、あの娘と結婚したーい、」
「あの娘って、どっち?」
「妹の愛さん、」
「ふぅーん、あんなケバイ娘がいいの!」
「いゃ、あれは、変装しているんじゃないかな?見られたくない人がいるのかも知れない。」
「なんで変装って解るのょ、」
「だって、黒子は描いたものだから、それにメーク落としたら美しいんじゃないかな?」
「ふぅーん、あんたは、女性観察が鋭いね、」(笑)
「それにしても、変装してまで会いたくない人って誰だろう?」
「なるほど、少し調べる必要がありそうね、面白くなった。」(笑)
「だから、あの娘と結婚したーい、」
「はいはい、私がなんとかしましょう。」
「絶対だょ、お姉ちゃん、」
雄大尚一は、シスコンでもあった。亜美、尚一は本妻の子供。広太というと愛人の子供であり雄大家では、疎外感を味わっていた。
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