
双子姉妹・恋と愛
第2章 相対性結論
「変装って、どうするの?」
「わたしたち女性が変装っていえば、メークでしょう、」
「それは、いいね、で誰が変装する?」
せーの、 ホイッ
恋、チョキ
愛、パー
「あーぁ、負けた!」
「わたしの勝ちってことで、愛ちゃん座って、」
恋は、メーク道具を化粧台に並べて、愛にメークしていた。
「愛ちゃんは、いつも負けるね、」(笑)
「そうだょね、恋ちゃんに勝った試しがない!」
「あはは、愛ちゃんの出すのは詠めるからね、」(笑)
「なんで詠めるの?」
「そんなの教えられない、」
「なんで?恋ちゃん、」
「なんでって、愛は単純だからかな?」(笑)
「単純って、酷い恋ちゃん、」
「うーん、だいぶ変装できたみたい、ついでに黒子も描いちゃえ、」(笑)
「恋ちゃん、わたしで遊んでない、酷いょ、」
「まぁまぁ、よしっ出来上がり、」
恋と愛、化粧台の鏡に並んで見ていた。
「どう、わたしの神メーク、」
「恋ちゃん凄い!双子姉妹とわからないや、」(汗)
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