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双子姉妹・恋と愛

第2章 相対性結論


そして、パーティー当日。
会場は、バルタンホテルの大宴会場を二部屋オープンにしていた立食パーティー会場。

相思双子姉妹も白いステーションワゴンで乗り付ける。
受付で招待状を出して宴会場へと入って行く。

雄大広太もすでに会場入りして、上座の壁側の椅子に座っている。

それをいち早く愛が見つける。
恋の腕を引っ張り宴会場の通路に出た。


「ちょっと、愛ちゃん、なにあわててるの?」


「広太さんがいるょ、こんなパーティー、一度も出席したことないのになんで?」


「なんでって、わたしに聞かれてもね」(汗)


「どうしょう?わたしたちのことバレテしまうよ、」

「まぁ、ここではなんだから、化粧室いこう、」


「うん、恋ちゃん、」


ホテルの化粧室で二人は、
「そうだね、一人づつ交代で会場入りしたら?」


「うぅーん、それも難しいんじゃない、」


「だったら、どちらかが変装するとか?」




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