無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

【オゥ！

どれもかも…

なんて

美しく素敵なランジェリーだ

早速…今夜試着だね】



【喜んでもらえて良かったわ】


うえぇぇぇ～～～っつ


やっぱり俺にではなく

マジでコイツに見せるために

買ってたのか…





【実は俺もナオに

プレゼントを用意しているんだ】


【プレゼント…？】


【ああ　前にナオ　

世界一周のクルージング

行きたいって言ってたよね？


俺の条件を聞いてくれたら

最高級の部屋で二人分♡】



うおおおおぉぉぉ――――っ！！


我慢できねぇ…


もうダメだ　ダメだ　ダメだ

ダメだ　ダメだぁ――――！！！


「奈緒　！！！

　
ゴールデンフライに騙されるな」


抑えつけられていた
雅兄を振り切り

仁王立ちになると

奈緒がいるテーブに
勢いよく迫る。


「えっ　大和？　えぇっ？

どうしてここに！？
　・
　・
　・
　・
　・
ゴールデンフライって何？」


「コイツのことだ！！！」

ウイリアム　テーラに
向かってビッシっと指を出す


「ゴールデン…フライって

フレンチフライ…

ポテトって事だよね？



意味不明何だけど…？」


奈緒が
ウイリアム　テーラの
顔を見て首を傾げる。