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シュールな関係

第18章 入れない世界 後半

コイツもバカな…女だ。


こんなことをすれば…

俺をどうにか出来るとでも

思っているのか?



追い込まれた女は…最悪だな。



鬱陶しくて仕方が…ねぇ。




「勝手にしろよ


俺はお前みたいに薄っぺらく

生きてないからな

怖くはねぇけど?


ほらっ

さっさと叫んでみろよ



お前か…俺どっちが恥かくか…

試してみるか?」

睨んだ俺の目を避け…


瑠璃は…何も言い返えせす事も

出来ず…俯くだけ






「出来ねぇことを

大袈裟にいうんじゃない!


胸だけ成長して…

おまえの オツムの方

かなり…弱すぎじゃねーか?



悪いが…

もう俺には関わらないでくれ」



俺は淡々と話しーーーー



外された

ボタンをかけ直し…




緩めたネクタイをきっちりと

締め直す。




「わたくし…泣き寝入りだけは

いたしませんから



ごめんあそばせ」



俺を押しのけ…


目を赤くした瑠璃が

唇をかみしめながら…去っていく




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