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顧みすれば

第38章 愛の行方

「もう!来るなら来るっていってくれれば

 少しは片付けたのよ」


玄関から中を見渡すと


なるほどなかなかの惨状だ。


「いいじゃないか

 これが現実だ」


石田さんが笑いながら部屋にはいる。


「もう。

 少しは綺麗にしておきたいじゃない」


奈々が石田さんの肩を叩く


「無理だようちには怪獣が3人もいる。

 怪獣はもう寝た?」


「やっとよ やっと


 もう、クタクタ」


「お疲れさん」


石田さんが奈々の肩を揉む


「ふぅーっ 今日もなんとか終わったわ

 ビール飲むでしょ


 亜美も適当に座って」


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