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顧みすれば

第38章 愛の行方

「紗英!違うんだ」



直哉さんが私の腕をつかみ



振り向かせようとする。




「この状況で 何が違うというの?」




私は冷たく言い放つ




「きちんと話そう 紗英」




「ごめんなさい 今は無理」




私はエレベーターにのりホテルを後にした。


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