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顧みすれば

第38章 愛の行方

私は直哉さんが滞在している


ホテルの部屋で直哉さんの帰りをまった



久しぶりに手料理も用意した。



ふたりで過ごすのは何年ぶりだろう



少しソワソワしていた。



直哉さんの帰りは遅く


私はソファーでウトウトしはじめた。


遠くでドアの鍵を開ける音が聞こえた。



帰ってきた!


私はソファーから起きて


直哉さんを迎えにいった。



「直哉さん!おかえりなさい」



抱きつこうとした私を見て



「さ...え?!」


直哉さんは驚き



そして 戸惑った...


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