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高校生の恋愛事情(仮)

第8章 放課後の学校

〜部屋にて〜

葵『3日後だっけ?』
和奏『そーそ、早いよねー』
葵『本当だよねー』
和奏『うち荷造りしてくるね?』
葵『ご飯になったら呼ぶねー♪』
和奏『あーい』

最高でも1年も会えないのか…気持ちを今伝えるべきなのか…どうしよう…でも、こんな時に告るなんて迷惑だよね…あーもーウジウジしてる自分なんて大っ嫌いだ!

葵『和奏ー入っていい?』
和奏『いいよー』
葵『なんか考えごとしてたの?』
和奏『うん…まぁ…』
葵『うちは和奏の手術は成功するって信じてるから!』
和奏『ありがとう…ねぇ葵』
葵『ん?』
和奏『葵は好きな人いる?』
葵『いるよ♪』
和奏『もし、もしもその人が足なくなっちゃったら愛していける?』
葵『もちろん!』
和奏『その人を好きになったきっかけのスポーツとかが一緒に出来なくなっても?』
葵『うん!当たり前じゃん!だって、そんなものに囚われなくてもその人はその人なんだよ?』
和奏『ありがとう…』
葵『…告るなら告っちゃえ!』
和奏『えっ』
葵『恋は先手必勝だよ?笑』

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