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高校生の恋愛事情(仮)

第7章 学校初日

〜颯太サイド〜

休み時間になった途端和奏の周りには人が集まった。

葵『うちらが入る隙ないね笑』
祐樹『だな笑』
颯太『バスケ部のやつが別のやつに話しかけてるなんて珍しいな…』

嫌な予感がする…和奏がバスケ辞めた理由聞かれたりとかアイツが嫌な思いをする気が…

祐樹『そんな顔すんなって笑 心配だろうけど、俺らは見守るしかないだろ?』
颯太『まぁな…』

急に和奏が真剣な顔をして外に出てった

葵『和奏が真剣な顔って少し珍しいね…どうしたんだろ…』
颯太『…』

戻って来た和奏はすぐに俺たちのところにきた。

和奏『うち…またバスケができるようになるよ』
彼女は泣いていた。
葵『よかったじゃん!』
和奏『でも、ここをしばらく離れないといけなくなる』
祐樹『どのくらい?』
和奏『最高でも1年』

それは受け止めにくい日数だと思えた

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