
ワタシの履歴
第35章 複雑②
『こ…これは告白??じゃないよね??』
「あ、ありがとう」
また作り笑顔で私は言った。
この言葉に、勘違いしたと思ったんだろう。
「あ、そういうんじゃなくて…女として、異性としてスキって事だから」
ちょっとあたふたしている久保さん。
「え?あ…そっか」
私もちょっと焦って、久保さんから目を反らしてしまった。
「新潟に戻らなきゃならないけど…夏もたぶん秋田には帰らないし!付き合わない?」
『高田くんいるし…でも何て言おう…』
久保さんはblog繋がりだ。
私はblogに離婚した事を書いていたので、久保さんも知っている。
彼氏がいる―なんて言ったら、『離婚してまだそんなに経って無いじゃん!?もしかして男が出来たのが理由?浮気してたのか?』と思われるんじゃないかと怖くて、彼氏がいるなんて言えなかった。
私が久保さんに言った言葉は…
「…ゴメン。離婚してまだ間も無いし、誰かと付き合うなんてまだ考えられないんだ…」
『なにを言ってるんだろう…私…』
嘘をついた事と、離婚して間も無いのに彼氏がいるという事が後ろめたい気持ちにさせて、私は目線を下げた。
「あ、ありがとう」
また作り笑顔で私は言った。
この言葉に、勘違いしたと思ったんだろう。
「あ、そういうんじゃなくて…女として、異性としてスキって事だから」
ちょっとあたふたしている久保さん。
「え?あ…そっか」
私もちょっと焦って、久保さんから目を反らしてしまった。
「新潟に戻らなきゃならないけど…夏もたぶん秋田には帰らないし!付き合わない?」
『高田くんいるし…でも何て言おう…』
久保さんはblog繋がりだ。
私はblogに離婚した事を書いていたので、久保さんも知っている。
彼氏がいる―なんて言ったら、『離婚してまだそんなに経って無いじゃん!?もしかして男が出来たのが理由?浮気してたのか?』と思われるんじゃないかと怖くて、彼氏がいるなんて言えなかった。
私が久保さんに言った言葉は…
「…ゴメン。離婚してまだ間も無いし、誰かと付き合うなんてまだ考えられないんだ…」
『なにを言ってるんだろう…私…』
嘘をついた事と、離婚して間も無いのに彼氏がいるという事が後ろめたい気持ちにさせて、私は目線を下げた。
