
ワタシの履歴
第35章 複雑②
押し倒された時点で、私は彼から顔を反らし、大きな声で言った。
「マジやめて!!嫌いになっちゃう!!」
一瞬間があったが、私の両手を押さえていた洋クンはそのまま引っ張り、私を起こした。
そして私を軽く抱きしめた後、すぐに離した。
「ゴメンゴメン!冗談だから!」
洋クンは、少し苦笑いに似た笑顔をしていた。
この後は、始発電車が来るまで歌ったり話したりして過ごした。
『嫌いになっちゃう』と洋クンに言った言葉は、半分ウソで半分ホントだ。
ちゃんと付き合ってる人もスキな人もいないこの時の私は、キスぐらい、男友達にされても嫌いになる事は無い。
でも、洋クンとは知り合ったばかりだ。
だから『会いたくない』と思ってしまいそうだと思った。
分かるだろうか…
守るもの(彼氏)がない私は、無理矢理のHはイヤだが、【チュ】位のキスなら男でも女でも、友達で、嫌いな相手じゃない限り、平気だ。
でも、彼氏がいる時はもちろん、スキな人がいる時も気持ち的に出来ないが。
「マジやめて!!嫌いになっちゃう!!」
一瞬間があったが、私の両手を押さえていた洋クンはそのまま引っ張り、私を起こした。
そして私を軽く抱きしめた後、すぐに離した。
「ゴメンゴメン!冗談だから!」
洋クンは、少し苦笑いに似た笑顔をしていた。
この後は、始発電車が来るまで歌ったり話したりして過ごした。
『嫌いになっちゃう』と洋クンに言った言葉は、半分ウソで半分ホントだ。
ちゃんと付き合ってる人もスキな人もいないこの時の私は、キスぐらい、男友達にされても嫌いになる事は無い。
でも、洋クンとは知り合ったばかりだ。
だから『会いたくない』と思ってしまいそうだと思った。
分かるだろうか…
守るもの(彼氏)がない私は、無理矢理のHはイヤだが、【チュ】位のキスなら男でも女でも、友達で、嫌いな相手じゃない限り、平気だ。
でも、彼氏がいる時はもちろん、スキな人がいる時も気持ち的に出来ないが。
