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ワタシの履歴

第35章 複雑②

私たちは、窓から外が見る事が出来る、中央に5~6個あるテーブルの一つに座った。

半個室も魅力的で席は空いてはいたが、そこは窓が無くキレイな夜景は眺む事ができなかったのだ。


洋平クンは、私を『輝ちゃん』と呼び、自分も同じように一文字で『洋クン』と呼んで欲しいと言った。

洋クンは、お酒は弱い方だろうか?
顔がすぐに赤くなった。

でも、『赤くはなっちゃうけど弱くは無い』と言って、それからも私と同じペースで飲んでいた。

スノーボードを中心に話していて、私は、彼に会うまで知らなかったが、スノーボードの専門学校があって、彼はそこに通っていた。

そこで1級を取得し、先日C級インストラクターを受けにきた。

そんな学校があったなんて、高校生の時の私はスノーボードに全く興味が無かったため、当時知るよしも無い。

洋クンは、バイトでお金を貯めて、24歳で入学をした。

この時、私は28歳、洋クンは25歳で3歳年下だった。

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