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大宮ピンク変

第6章 完結変

俺は仰向けに横たわっており、目尻からは熱いものが滴っていた。

ベッドの上。

俺の部屋である。

「何、空飛ぶヤツか?」

隣には寝ぼけ眼の大野さん。

…えっと。

夢?

まさかの夢オチ?

何だよ!

俺は息を吐き、全身の緊張を解いた。

夢だった。

と言うことは。

女の子じゃないし、嵐をコンプリートしてないし、妊娠もしてないし。

潤くんとの二股は事実だけどきっちりかつ円満に別れてるし。

翔さんの生息子は知らないけど、まさか生息子ってことはないだろう。



唯一、残念だったのが大和である。

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