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うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww

第3章 望み通り縛ってやるよ

蘭は頬をぷっくりと膨めて、その怒りを表す。


「こっ…これでも、音羽より大きいんだからね!」

「……中学生の妹と比べんなよ」

唯一の自慢を鼻で笑われ、蘭はガックリと肩を落とした。



「てか…それって胸をデカく見せるためにやってんの?」


むぅがこの部屋に入って来てからだいぶ経つと言うのに、蘭は今だに部屋の中央に立ったままだ。


立ったまま……というよりは、他にどうする事も出来ずにいると言う方が正しい。

その身体は、絡んだ縄跳びでグルグル巻きになり、解いて貰わなければ身動きが取れない状態だった。

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