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うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww

第11章 予約優先だから

蘭が帰宅すれば、珍しく音羽がリビングにいた。

そして、

「えーっ⁉︎ むぅと両想いに⁉︎ 」

蘭の告白に、音羽は大きな声を上げる。


「やだ!」

音羽だって、ずっとずっとむぅが好きだった。

むぅの視線が誰に向いているかも、その気持ちにも気付いていたけれど…

それでも、ずっと好きだった。


「やだやだやだやだやだぁっ‼︎ 」

わぁーっと泣き出す音羽。


「ごめん…ね……」

「謝んないでよ、ムカつく‼︎ 」

「───…っ」

蘭までも泣きそうな顔をして、オロオロと音羽の背中を摩っていた。


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