
うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww
第7章 お前のフォローは俺がしてやる
歓声の中、蘭は今日初めて1位でゴールテープを切った。
「借り物の紙は?」
「落とした」
係りの生徒に聞かれ、息を切らせたままのむぅはそう答えた。
「何て書いてあった?」
「幼馴染」
答えながら、蘭をゆっくりと降ろすむぅ。
─────幼馴染…
少し前までは、ずっと変わらないその関係を望んでいた。
でも、今はそれ以上の関係を望み始めた自分がいる。
蘭は、むぅから離されて急に寒さを感じる自分の身体をギュッと抱き締めた。
「借り物の紙は?」
「落とした」
係りの生徒に聞かれ、息を切らせたままのむぅはそう答えた。
「何て書いてあった?」
「幼馴染」
答えながら、蘭をゆっくりと降ろすむぅ。
─────幼馴染…
少し前までは、ずっと変わらないその関係を望んでいた。
でも、今はそれ以上の関係を望み始めた自分がいる。
蘭は、むぅから離されて急に寒さを感じる自分の身体をギュッと抱き締めた。
