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うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww

第7章 お前のフォローは俺がしてやる

ドサッ…
冷たい土の感触に、蘭の頭の中が余計にパニクる。

「あー!」

「何やってんだよ‼︎ 」

クラスメイトから投げかけられる罵声と冷たい視線。


「大丈夫。蘭、落ち着いて。蘭は左足からだからね?」

唯一、蘭に優しい視線と言葉を掛けてくれる和佳が、蘭の身体を引っ張り起こしてくれる。


1位だった順位は3位に落ちてのスタート。

追い付けない順位に、焦る蘭の足が空回る。

和佳のフォローのお陰でどうにか走り切り、ようやく次走のむぅたちの元へと辿り着いた時には、順位は5位に転落していた。


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