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うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww

第6章 お前と違って可愛いよな

グッ

「おわぁ⁈ 」

有無を言わさず、強い力で顔を上げさせられる。

周りを確認する暇もなく、視界が覆われる。

しかも、

「ひゃっ、冷たい⁈ 」


そっと目に手を当てれば、冷たい水で濡らされただろうタオルが当てられていた。


そのままタオルは、蘭の頭の後ろで縛られる。

濡れタオルに目隠しされた状態の蘭は、それを外す事はせずに不安げに周りを確認していた。


「ほら、乗れ!」

手を引かれ座らされた場所は、多分むぅの自転車の荷台だ。

「ちゃんと掴まってろよ」

グッと乱暴に蘭の両手を自分のお腹に回すと、むぅは勢い良くペダルを漕ぎ始めた。


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