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うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww

第6章 お前と違って可愛いよな

「むぅは教え方上手いから、先生とか向いてるよ」

「マジ?」

「むぅ先生♡って? でも、教え子に手を出しちゃダメよ」

蘭と父親の事なんかまるで無視で、むぅと音羽と母親はワイワイ楽しそうに盛り上がっている。


「おいっ‼︎ 」

「シカトか⁈ 」

蘭と父親の声にも、誰もこちらを向かない。


「音羽みたいな生徒ばっかならいいけどなぁ…。蘭みたいな生徒は俺にはお手上げかも」

「運動も勉強も出来ない訳じゃないのに、要領が悪いというか鈍臭いというか…ねぇ?」

「むぅにお手上げなんて言われたら、蘭の貰い手がいなくなっちゃうわ〜」

あははは〜と笑う3人。


「あははは〜じゃない!」

蘭が叫べは、

「蘭、大丈夫。貰い手が見つからなかったら、お父さんが貰ってやる」

父親のフォローにもならない言葉に、母親のパンチが炸裂した。


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