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うちのむぅがドSなのか口が悪いのか微妙な件ww

第6章 お前と違って可愛いよな

何故笑う⁈

蘭が必死に考えた言い分に、むぅが吹き出し、蘭はむぅを睨んだ。


「いや、お前…他人の迷惑とか考える頭があったんだな」

むぅの言葉に、

「はぁっ⁈ 」

蘭とその父親が怒りの声を上げた。


「むぅ! お前、蘭を何だと思ってるんだ!」

「お父さん…」

もはやこの家に、蘭の味方は父親しかいない…

そんな気持ちになり、蘭は父親に熱い視線を向ける。

だが、


「蘭は、天然のバカだし…運動音痴だし…胸はペタンコで鈍臭くて女を感じさせないし…」

「おいっ‼︎ 」


父親の口から出たフォローとは程遠い言葉に、蘭はガクッと脱力した。


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