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『好き』の重さ

第7章 心変わり!?

うなじをなぞる指の感触に体が、ビックン! と震えた。

肩を支える課長の手は微かに震えていた。


私の体が…


課長を求めているように熱くなっていく…



甘くそして情熱的な愛撫を受けたあの日の夜の行為を体は忘れていない。


心では芝田さんを求めながらも…


体は課長を求めていた―――


静けさの中で、二人の息遣いだけがハッキリと聞こえていた


そして…


肩を支えられながら、あの日のビジネスホテルへと向かっていた。


あの…


ピリピリとした感覚を感じながら。



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