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『好き』の重さ

第7章 心変わり!?

細いチェーンをそっと持ち上げて課長に手渡した。


「う…上手く出来るかな……」


私の後ろに回り私の首に、ネックレスを付けようとした。
緊張しているのか酔っているのか中々留め具をはめられない…


「く、暗くて…わからない…ごめん!」


足下がフラ付いているところを見ると、酔っているのだろう。


「課長…じゃあ自分で…」


落ちないように首にかけてあるネックレスを指で挟んだ…


髪をサイドによけて、両手で首の後ろ側で留め具を嵌めた。


「あっ……」


うなじを課長の指がなぞった…



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