
『好き』の重さ
第14章 赤い糸
ドキドキが止まらないまま軽くジョッキを合わせた
乾杯とは…言えなかった
「信じられない…
どうして…離婚?
東京出張と関係があるの?芝田さ…」
「待って!
説明するから…
兎に角、僕の話を聞いて!」
「僕達夫婦は…
結婚して3年目になる。
職場結婚だったんだけどね。
かみさんは、人気があってね…
でも僕を選らんでくれた。お互いに同じ思いだと信じてたよ…」
「お綺麗な奥様なんですってね…
杉本さんが言ってました」
「…ふっ…
そうなんだろうな…
彼女が…強く結婚を望んだんだ…」
芝田さんはゆっくりと話している…
でも話をしている顔がとても辛そうで、私は話を遮ってしまった
「辛い話なら無理しなくてもいいわ。
芝田さん飲みましょう!
話はまたいつでも聞くから…ね」
「いや!
君に話すために呼んだんだから。
薄々気がついていたんだ…あいつと時々逢ってた事を」
「え?…」
「かみさん…時々東京の友だちの所へ行ってたから……」
「まさか…!?」
乾杯とは…言えなかった
「信じられない…
どうして…離婚?
東京出張と関係があるの?芝田さ…」
「待って!
説明するから…
兎に角、僕の話を聞いて!」
「僕達夫婦は…
結婚して3年目になる。
職場結婚だったんだけどね。
かみさんは、人気があってね…
でも僕を選らんでくれた。お互いに同じ思いだと信じてたよ…」
「お綺麗な奥様なんですってね…
杉本さんが言ってました」
「…ふっ…
そうなんだろうな…
彼女が…強く結婚を望んだんだ…」
芝田さんはゆっくりと話している…
でも話をしている顔がとても辛そうで、私は話を遮ってしまった
「辛い話なら無理しなくてもいいわ。
芝田さん飲みましょう!
話はまたいつでも聞くから…ね」
「いや!
君に話すために呼んだんだから。
薄々気がついていたんだ…あいつと時々逢ってた事を」
「え?…」
「かみさん…時々東京の友だちの所へ行ってたから……」
「まさか…!?」
