
♡*:。.rena's world story.。:*♡
第38章 4PICK UP御礼…☆…SS/夢見る姫君
小躍りしている心を隠すように
真っ赤な美和にキスをすると、途端にすごい勢いで腕を伸ばされた。
「~~ちょっと、やめて!///」
「なんで?」
「だ、だってここ図書室……っ」
腕の中でバタバタする美和。
あーもーすっげー可愛い。
胸の上のリボンをするっと解いて、第二ボタンに手をかける。
「外していい?」
「ダメに決まってるでしょ!」
「じゃあ俺のシャツ脱がせて」
「なんでそうなるのよ///」
だって抱きてぇし。
チェックのプリーツスカートの間に、膝を突っ込むと
美和の足がビクッと震えた。
「脱がせて」
「………っ///」
「全部じゃなくていいから」
熱く煮え滾る体に触れて欲しくて
美和の小さな手を、自分の首元に誘導する。
そう、俺は自分から誘ったんだ。
だけど
「………!!」
……気付いた美和が目を見開くのと同時に
ハッと思い出した俺は、美和の両肩を掴んで引き離した。
~~~やっべぇ!
忘れてた!!
