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♡*:。.rena's world story.。:*♡

第36章 ☆*♪ X’mas short short *last*

「~~~~~!!」









何をしてるの~~~!///



「わぁ~~!! たかぁぁい!♡」



肩車をされた女の子は、途端にパアッと笑顔を輝かせた。



「怖くない?」

「うん!!
パパよりぜんぜん高い~~!!」



~~~う、うん!

きっとそうだと思うよ!


身長の高い隼人は、ただでさえ周りから飛び抜けているから


女の子は、この中で誰よりも高い位置から見下ろせているに違いない。



……て、いうか……


正直、羨まし………



「……由宇、顔真っ赤」



ハッと我に返ると


小さな手で双眼鏡を作る女の子の足を、しっかり支えて


隼人が私を見て笑っていた。



「ヤキモチ妬いてるだろ」

「……えっ!?」

「由宇もしてほしい?」

「~~~~!!///」

「いいよ、この子の親が見つかったら、乗せてあげる。
俺はいつでも大歓迎♪」




………心臓、爆発。


片目を瞑って、ニヤッと笑った彼を見て


もう、腰どころか全身ボロボロに砕け散ってしまいそうだ。

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