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♡*:。.rena's world story.。:*♡

第35章 ☆*♪ X’mas short short *3*

「………お前が 陽菜が危ない って言うから、急いで来てみれば……」



私の首に巻かれた、男物のマフラーを横目で見た後


夏輝さんに詰め寄りながら、蓮せんせいが呟いた。



「………!!」



……えっ……?


い、今なんて……?




「危険なのはてめぇじゃねぇか!!」



ドクッと心臓が跳ねると同時に


蓮せんせいが夏輝さんの胸ぐらを掴む。



「なに泣かせてんだよ!」

「Non è colpa mia」

「はぁ!?」

「这不是我的错」

「日本語で言え!」

「It's not my fault
 (私のせいではありません)」

「それなら、なんで陽菜のことを……」

「Are you really ren? Please calm down.
 (あなた本当に蓮ですか?落ち着いてください)」

「~~Don't be ridiculous!
 (~~ふざけんな!)」

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