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♡*:。.rena's world story.。:*♡

第35章 ☆*♪ X’mas short short *3*

………仕事が忙しい蓮せんせいの姿を見るのは


秋に差し掛かろうとしていた9月末、ヒカルさんや千夏達と飲んだ時に会って以来だ。


思わず名を叫んじゃったけど


突然の登場に驚きすぎて、次の言葉が見つからない。



「あれ、蓮?」



私とは対照的に、夏輝さんはケロッとした表情で首を傾げる。



「お前なんでここにいるわけ?」

「てめぇが呼びつけたんだろうが!」

「そうだっけか?」

「とぼけるなよ!」

「うるせぇな。少し落ちつけ……」

「~~つーかいつまで触ってんだボケ!
離れろ!!」



………冷静な夏輝さんとは間逆に、口から火を吹きそうな勢いで


私の肩に手を置いたままだった、夏輝さんの襟をガシッと掴むと


蓮せんせいは、強引に夏輝さんを目の前に立たせた。



「…………っ///」



ベンチに座ったまま、動けない私。


見上げる2人は、身長180cm以上は絶対にあるから


その迫力が凄過ぎて、心臓のバクバクが止まらない。

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