テキストサイズ

♡*:。.rena's world story.。:*♡

第30章 ♥隠れて甘いkissをして/wedding ceremony

「シゲさんが……キレる!?」


「学生の頃は何かと言い合ってたんだ。

シゲさんも俺も普段は穏やかなんだけど

お互いよく分からねぇところで、ゴングが鳴るタイミングが一緒でさ」



思い出すように、笑顔でスクリーンを見つめる隼人。


映像の中では、カメラを置いたアンジーまで参戦している。



『~~ヤメナサイヨ!

その歳になってまで、取っ組み合いの喧嘩なんてバカじゃないの!?』


『アンジー、俺は隼人を普通で地味な男にしたいんだよ。

バレンタインごときで浮かれる奴に育てた覚えはない』


『なんだよその意味分かんねぇ教育!

黙っててもモテちまうんだから仕方ねーだろ!』

ストーリーメニュー

TOPTOPへ